物販

物販を仕入れた時の勘定科目って何になるの?分かりやすく解説!!

自己紹介
名前:タカ
専門:無在庫物販
肩書き:工場勤務リーマン 約5年前から楽だと思っていた工場に勤務するも残業が嫌いすぎて会社をやめるためにブログを開始。開始6ヶ月で月収17万円稼げ、その1年後には月80万PV達成するも一生ブログを書き続けなければいけないことを悟り挫折。ネットビジネスで騙され、挫折を繰り返し現在へ。相変わらず5年前から同じ工場に勤務しているが、今のままの人生は嫌だと再びブログへ。また失敗し再起を掛け、ネットビジネス最後と意気込み無在庫物販へ。月を重ねるごとに収益も上がっていき本業月収を軽く超える副収入ゲットにリーチ状態。
自由を手に入れるために戦ってきた物語を読んでみる。

近ごろ誰でも気軽に始められると話題になっている副業の1つにインターネット物販があります。初心者でも自宅で簡単にできるとは魅力的ですよね。しかし、インターネット物販で稼ごうと思うなら会計帳簿は避けては通れません。

本業の給与所得以外で収入が増えた場合には収入に応じて確定申告が必要となるのです。副業の申告はどうすればいいの?」「申告は難しいの?」と不安に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はこのような悩みをお持ちの方に物販を仕入れた時の帳簿のつけ方について詳しく解説します。この記事を読めばお金の流れが分かるようになりますよ。

物販の副業でも帳簿への記録は義務!

 

会社員の場合、稼いだ金額に対して所得税の計算や納税を企業側が代行して行ってくれるので個人での手続きは必要ありません。しかし、副業で収入が年間20万円以上となった場合には確定申告する必要があります。

そのために必要なのが、正確なお金の動きを記録した帳簿になります。確定申告にはこの帳簿が必要な書類となるのです。

 現在、個人事業主を含むすべての事業者に帳簿の記帳が義務付けられています。

では、仕入れた物販をどのように帳簿へ記録していくのか解説していきます。

物販の仕入れは勘定項目を使って「仕訳」する

仕訳には流れがあります。

仕訳の流れ
  1. 日々の取引を振り分ける
  2. 勘定項目を選ぶ
  3. 取引の区分を分ける

では、順番に解説していきます。

①日々の取引を振り分ける

日々の取引により発生したお金の動きは帳簿に記録しなければなりません。さらに複式簿記では取引の内容を「借方」と「貸方」に振り分けて記録する決まりになっています。この作業を「仕訳」といいます。物販の購入があれば、仕入れを仕訳しなければならないのです。

②勘定科目を選ぶ

帳簿の収支を分かりやすく記録するために名前を付けて分類したものを勘定科目といいます。金銭の出入りや取引内容を分けて記録するためのカテゴリーと考えれば分かりやすいでしょうか。

例えば、家庭の家計簿では食費や光熱費のように項目に分けて使い道を記録します。物販を仕入れた場合、帳簿へは「仕入」と記録します。「仕入」は勘定項目の1つになるのです。

取引の種類は、資産、負債、純利益、収益、費用の5グループに分けられます。この5つのグループをさらに細分化したものが勘定科目です。

取引の種類 勘定科目
資産 現金や預金、土地、建物、有価証券など、所有する財産、経済的資源
免責 買掛金、支払手形、借入金など、これから支払い義務があるもの
純資産(資本) 資本金、新株予約権など、返す必要のないもの(資産から負債を差し引いた額)
収益 売上、受取利息、雑収入など、事業によって受取が確定した金銭額
費用 仕入、水道光熱費、給料など、収益を上げるために支払った金銭額

勘定科目は、誰が見ても取引の動きや内容が理解できて簡単に把握できるように整理したものになります。

友人B
友人B
仕入れ」の取引種類は何になるの? 
タカ
タカ
「仕入れ」は「費用」になります。商品や材料、建設工事の部材などは全て費用です。  

まずは、日々の取引がどの勘定科目になるか振り分けてみましょう。

③取引の区分を分ける

先ほど、取引の種類が5つのグループに分けられるのをお伝えしましたがそれぞれの増減が発生する取引をどこへ記録するかは決められています。しかし、取引にはいろんな項目があり「資産が増加した」「免責が減少した」だけでは何が増減したのか分かりませんよね。

そこで、勘定科目を利用して「借方(費用の増加)」「貸方(免責の減少)」両方の合計金額を相違ないよう記録するよう決められています。

つまり、仕訳する場合には取引を「借方」と「貸方」に区分し、それぞれの「勘定科目」と「金額」を記録していく必要があるのです。このように1つの取引に対してお金の動きと原因を「借方」「貸方」で記録する方法が複式簿記です。

複数簿記では取引が発生した時にその内容を「借方」「貸方」に振り分けて記録するようになっています。記録する際にも左が「借方」で右が「貸方」と決められています。

取引の種類 借方 貸方
資産 資産の増加 資産の減少
負債 負債の減少 負債の増加
純資産(資本) 純資産の減少 純資産の増加
収益 収益の減少 収益の増加
費用 費用の増加 費用の減少

 

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三分法とは、商品売買の取引を「繰越商品(資産)」「仕入(費用)」「売上(収益)」の3つに分割して商品売買取引を記帳する方法で、最もいろんな業種や業態に使えます。

仕訳のポイントは、どちらの項目にどの勘定科目を書けばよいのか判断することです。

例えば、商品Aを5,000円(現金)で仕入れた場合には、

日付 借方科目 金額 貸方科目 金額 概要
20XX年2月20日 仕入 5,000円 現金 5,000円 商品Aの仕入

このように記帳します。商品購入時に使用する勘定項目で仕訳すると、仕入は「費用」になるので借方に5,000円と記入しましょう。

次に、仕入れた商品Aを6,000円(現金)で販売した場合ですが、

日付 借方科目 金額 貸方科目 金額 概要
20XX年2月22日 現金 6,000円 売上 6,000円 商品Aの売上

このように記帳します。商品の売上に使用する勘定項目で仕訳すると、売上は「利益」になるので貸方に6,000円と記入しましょう。

仕入れた時には仕入原価の5,000円で処理していますが、売り上げた時は利益の1,000円を加え6,000円で処理します。

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勘定科目での「仕訳」が難しいと感じたら

個人事業主になれば毎月の仕訳や記帳は少々、大変かもしれませんが、どうしても帳簿のつけ方が分からない場合には最寄りの税務署で記帳を指導してくれます。相談に行ってみるのもいいでしょう。

また、初心者におすすめの会計ソフトfreee(フリー)もあります。ぜひ利用してみて下さい。

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まとめ

  • 副業でも年間20万円以上の収入があれば確定申告が必要
  • 仕入れは勘定項目を使って「仕訳」する
  • 仕訳は三分法がおすすめ
  • 帳簿付けが難しいと感じたら最寄りの税務署へ相談に行こう
  • 初心者には会計ソフトもおすすめ

いかがでしたか。副業は簡単に始められますが、確定申告や書類にはいろんな決まり事があります。どうしても分からないことがあれば、お近くの税務署へ相談に行ってみましょう。最後までお読みくださってありがとうございます。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。




どうも、タカです!

てか、誰やねん!って聞こえてきたので、
簡単に自己紹介します。

僕は、生まれも育ちもずっと関西育ちの工場勤務マン。
ブログで月80万PV&月収17万円達成した過去がありますが
一生記事を書き続けないといけないのが嫌で挫折。

ノウハウコレクターの期間を経て現在は、

無在庫物販というビジネスに取り組み
本業月収を軽く超える副業収入を手に入れる一歩手前
収益が増え続ける仕組みを構築中です。


ストレスない働き方が目標です!

たいして何の取り柄もない、
楽をしていきたいダメダメ人間ですが、
そんな僕でも成果は出ています。

あとは仕組みを作るだけです。

正直、やったら誰でもできると思います。

僕がどうやって稼げたのか、
どのように仕組みを構築しているのか、
下記の記事で公開しています。

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